もう12月…すっかり寒くなってきましたよね。
こんな時、飲みたくなるのが、温かいミルクを使った飲み物…。
カフェ・オレとか、カフェ・ラテとか。
でもおうちで作ると、単なる「あったかいコーヒー牛乳」になっちゃいませんか?
「カフェに行く時間はないけど…カフェっぽくて、からだが芯から温まるものが飲みたい!」
仕事や家事の手を止めて、ちょっと一息、入れたいとき…。
おうちでカフェ気分になれる、ジンジャースパイス・オレの作り方、教えちゃいます!
材料
マグカップたっぷり1杯分(270ml)
- 牛乳 140ml
- コーヒー 100ml
- ジンジャーシロップ 大さじ2
- シナモン(パウダー)適量
- ナツメグ(パウダー)適量
作り方
- 牛乳を温める。
- コーヒーにジンジャーシロップを入れて、よく混ぜる。
- 1の牛乳を2のコーヒーに注ぐ。
- シナモンとナツメグを振りかける。
おいしく作るコツ
シナモンとナツメグの量
一番のコツは、シナモンとナツメグの量!
ナツメグは、シナモンの4分の1程度を目安にしましょう。
ナツメグは、入れ過ぎると、スパイス感が強くなって飲みにくくなります。
シナモンを液面全体を覆うくらい振りかけて、ナツメグをちょいちょいっと加えるくらいです。
シナモンの香りが大好きならインド産を、やわらかい香りが良いならスリランカ産を選ぶと良いですよ。
牛乳は沸騰させないで!
牛乳は、沸騰させると膜ができますね。
牛乳のタンパク質が固まったものです。
タンパク質は固まる時、脂肪分や乳糖まで一緒に固めてしまいます。
牛乳のコクや甘みの部分です。
牛乳は、小鍋などを使い、よく見ながら温めて、膜が張り出す前に火を止めましょう。
コーヒーはインスタントでOK!
コーヒーは、インスタントでも、ドリップコーヒーでも、どちらでもおいしいです!
サッと素早く入れたいなら、インスタントが便利ですよね。
コツは、ちょっと濃いめに淹れること。
ドリップコーヒーの場合は、深煎りのコーヒー豆を使い、挽きを細かくして、コクと苦味を少し強めに出した方が、おいしいです。
ヒントはスタバの「ジンジャーブレッドラテ」
私がこのレシピを思いついたのは、スターバックスの人気商品、ジンジャーブレッドラテを飲んだ時。
いつものラテにジンジャーシロップを加え、ホイップを載せて、ナツメグを振りかけたものです。
このジンジャーブレッドラテに、シナモン追加のカスタマイズをする方が、結構多いのです。
それを見て「ジンジャー+ナツメグ+シナモン=おいしいかも!」と直感しました!
ジンジャーのぽかぽか効果で、からだを温めよう
生のしょうがを砂糖で煮詰めて作るジンジャーシロップ。
生のしょうがに含まれるジンゲロールという成分が、加熱によってショウガオールという成分に変化します。
ショウガオールには、胃腸から血流を良くして、からだを芯から温めてくれる効果があるそうです。
お腹が冷たかったり、体温が下がったり、からだが芯から冷えてしまう冷え性の方には、特におすすめです。
ジンジャーシロップは、生のしょうがから作ることもできますが、売っているものでも十分おいしいです。
国産の、できれば有機栽培のしょうがと、砂糖(きび砂糖など)だけで作っているものがおすすめです。
ジンジャーシロップは、お湯で割ると即効で身体が温まるドリンクになります!鶏肉やさつまいもを甘辛く煮るときなど料理にも使えるし、調味料としても万能。1本あるとすっごく重宝します!