👉👉おすすめポイント3つ
- 東京・表参道の名店「大坊珈琲店」の流れを汲む、ネルドリップのコーヒーがいただける!
- コーヒーに合わせたスイーツもおいしい…おすすめは「テリーヌショコラ」
- ブックカフェ…お気に入りの本を探しながら、コーヒータイムが楽しめる!
JR・東急目黒線の目黒駅から目黒通りを西へ西へと進むと、ふげん社さんが見えてきます。
のんびり歩いて約20分。道沿いには中古の家具屋さんや雑貨屋さんが多いので、お店見ながら歩いていくのも楽しいです。
ふげん社さんは、1階がブックカフェ、3階がギャラリーになっています。
今回訪れたのは、1階のカフェ。
私がこのカフェを訪れた理由は、東京・表参道の名店「大坊珈琲店」の流れを汲む、ネルドリップのコーヒーを提供しているから。
大坊珈琲店は、店主の大坊勝次さんが手回し焙煎機で焙煎した深煎りのコーヒー豆を、ネルフィルターでハンドドリップでコーヒーを淹れていたお店。村上春樹さんをはじめ多くの文化人の方などに愛されていましたが、建物の取り壊しに伴い、2013年に惜しまれつつ閉店したのだとか。
ふげん社では、大坊さんの指導を受けた焙煎士の吉村孝さんの自家焙煎「ふげん珈琲」を使って、大坊さんが使っていたオリジナルのネルフィルターで、コーヒーを淹れてくれます。
合わせるスイーツは、テリーヌショコラを選びました。
コーヒー豆は、エチオピアのイルガチェフェを使用しているとのこと。
少しぬるめの最初の一口目は、少しねっとりとした、でもまろやかでやわらかい口当たり。香りは芳醇なココアとスパイスのような印象。
さらに温くなると、酸味がほんのりと出てきます。フルーティで優しい酸味。
程よいコクと苦味が冷めても変わらず、最後の一滴まで美味しくいただけるコーヒー。全く重たさを感じません。
コーヒーに、ぴったりのスイーツがテリーヌショコラ。
まってりと濃ゆくてクリーミィなチョコレートですが、コーヒーと一緒にいただくと、コーヒーのココアの香りがいっそう引き立ちます。
岩塩と荒く引いた黒胡椒が添えらえていて、つけていただくと味変して、更においしい。黒胡椒とチョコレートとコーヒーが、本当によくマリアージュするのです。素晴らしい味と香りの体験!
ブックカフェとあって、カフェスペースの周りの壁は本がびっしり並んでいます。
小説から画集、写真集、スピリチュアル系まで、様々な本を楽しみながら過ごすことができます。
もちろん、購入も可能。
本を一冊購入しました。
大坊珈琲店の店主・大坊勝次さんが閉店後に、38年間のお店の歴史を振り返りながら執筆された本だそうです。コーヒーの淹れ方、焙煎のことも書かれています。
ふげん珈琲をいただいた後にこの本を手に取ると、訪れることができなかった大坊さんのお店の記憶を、少しでもたどれるような気がしました。
ふげん珈琲のコーヒー豆と、大坊さんオリジナルのネルフィルターはお店で販売しています。
コーヒーをいただいて、俄然ネルドリップに興味が湧いてきました!
ネルドリップに挑戦するなら、ぜひ、大坊さんのネルフィルターでチャレンジしてみたいです。
★この日の予算★ふげん珈琲660円、テリーヌショコラ660円
ふげん珈琲(ふげん社)
- 住所 〒153-0064 東京都目黒区下目黒5丁目3−12
- 営業時間 水曜〜金曜12時〜19時、土日12時〜18時 月曜定休
- 連絡先 03-6264-3665
- URL https://fugensha.jp
- 地図 大きな地図でみる
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ふげん社では、大坊勝次さんが自らコーヒーを淹れる「大坊珈琲を味わう会」を半年に一度のペースで開催しているそうです。完全予約制なので、詳細はふげん社ホームページをチェックしましょう!
![](http://image.moshimo.com/af-img/2202/000000035520.png)