ストレスフリーに生きる
50歳からの人生大逆転ストーリー
50歳からの転職

移住体験のススメ~人生を変えるキッカケをつかむ~

浅虫温泉サンセットビーチで太極拳 沖に湯ノ島
このブログで伝えたいこと
  • 移住体験で、本物のリラックスを味わえる!
  • 移住体験を通して、人生の変え方が具体的に見えてくる!
  • 移住体験により、運命の場所に出会える可能性がある!

突然ですが、質問です。

あなたは移住したいと思ったことがありますか?

 

のんびり田舎暮らしをしてみたい

土に触れ、深い緑に囲まれて

ゆったり進む時間のなかで

残りの人生を豊かに過ごしたい

 

都会に暮らす方なら、誰もが一度は

考えたことがあるのではないでしょうか?

 

コロナ禍を経て

移住は、前よりずっと身近になった気がします

 

リモートワークの普及・定着により

場所を選ばない働き方が可能になり、

 

働き方についても、

より良い生き方・暮らし方と

仕事のバランスを踏まえた

QOL(クオリティオブライフ)への理解が

進んでいます

 

また、昨今は

多拠点居住という暮らし方を望む方も

増えています

 

趣味やレジャー、リラックス、気候等に合わせ

都会と地方、山と海など

複数の拠点を移動する暮らし方です

 

都市部近郊で自宅を取得されている方も

多拠点、という考え方ならば

望むライフスタイルに

暮らしを寄せていくことが可能でしょう

 

私は、2023年10月に

青森市のアオモリ・ワーケーション

参加しました

 

青森市に移住を希望していた

からではなく、

 

冒頭に書いたような

田舎に暮らしたい、という

漠然とした移住への夢があり、

 

ネットで見つけた体験の企画に

応募したのです

青森での移住体験は

本当に素晴らしいものでした

 

ぼんやりしていた移住への夢が

はっきりと輪郭を持って

イメージ出来ただけでなく、

 

私は、どんな暮らし方がしたいのか

どう、自分を活かして働きたいのか

人生を見つめなおし、今後どうしていこうか

具体的に、考えるキッカケになりました

 

移住に興味がある方だけでなく

人生を豊かに変えていきたいと

積極的に思う人なら誰でも

 

移住体験は、確実に人生を変える

キッカケになります

 

そして、本当の移住につながる

可能性も、十分あります

 

移住をしたい方

大きく人生を変えたい方

ぜひ、この先も読んでみてください

 

体験談 アオモリ・ワーケーション

引き続きブログをお読みいただき

ありがとうございます

 

この後は、私が参加した移住体験

アオモリ・ワーケーションでの体験談と

そこから知ったこと、感じたことを

お伝えしていきます

 

アオモリ・ワーケーションとは

アオモリ・ワーケーションとは

青森市が行う移住促進のための

 

仕事(work)と

地域との交流(local communication)を通して

地域住民や団体と交流してつながり

移住者や、関係人口へと

発展していくことを目的とします

具体的には、県外在住者を対象に

5泊6日を上限に青森市内の

移住体験施設に滞在しながら、

 

リモートワークをしたり

青森ならではの体験プログラムに

モニターとして参加します

 

私が訪れたのは

2023年10月18日から20日の

2泊3日でした

 

浅虫温泉での「暮らし」

滞在した浅虫温泉は

青森中心市街地から

車や電車で約30分の場所にあります

駅を降りると目の前に足湯

すぐに温泉街に出ます

 

大きな旅館から小さな宿

食事処もあります

地元の若者が営むクラフトビールバーは

夜遅くまで開いています

海岸も近いです

湾のなかには湯の島が浮かび

日暮れ時は岩木山をシルエットに

夕日が沈む

サンセットビーチとしても有名です

私が滞在したのは、

石木邸という築100年以上の古民家

地元のお医者様の住まいだったそうです

古い木の柱や階段、蔵もあります

お風呂はタイル張り、土間のある玄関

一方、キッチンやトイレなどの

水回りは最新型です

自炊など不自由なくできるように

リフォームされています

リモートワークの環境もしっかり

Wi-Fiが完備され

長時間の仕事でも疲れない

椅子やデスクがそろっています

蛇口から出るお湯は

源泉かけ流し

お風呂は、お湯をためるだけで

そのまま温泉になります

 

石木邸のすぐ外には

温泉卵を作るための

温泉「たまご場」と足湯があります

手軽に行ける公共銭湯や

海岸を見下ろせる日帰り入浴も

暮らしの中に温泉が

普通にある環境です

 

自炊のための買い物のほとんどは

道の駅の地産品売場で調達可能

どうしても不足するものは

コンビニで買えます

首都圏では見たことのない

品種のりんごや

濃い味のでる出汁用の煮干し

農家さん直送の野菜など

自炊が楽しくなるものが

たくさん、手に入ります

地域おこし協力隊との出会い

移住体験の決定後、

体験スケジュールの提案や調整、

アクティビティのアテンドまで

お世話してくださったのは

地域おこし協力隊の皆さんでした

私が出会った地域おこし協力隊の方は、

東京、神奈川、長野出身で、

2人はご家族の故郷へのUターン

1人は、移住体験を通してIターンした、

とのことでした。

地元の方と話す機会はありますが、

表面的な挨拶ではない対話には

つながりにくい

 

そのようななか

都市部と地元の両方の感覚を知る

地域おこし協力隊の皆さんの存在は

とても心強いものでした

移住体験で分かったこと

2泊3日の移住体験を通して

想像以上に多くの気づきを

私は得ました

 

そのなかでも、特に次の3つは

強いインパクトを持って体感したものです

 

本物のリラックス

移住体験施設・石木邸は

1組貸し切りで体験を受け入れます

 

私は、1人で体験に行ったので

古民家で2晩、

1人で過ごすことになりました

夜になると、照明はついていても

なんとなく薄暗い

 

古くて高い天井から

何か落ちてきそうな

床の間の仏像から

何かふっと出てきそうな

ひとりぼっちは、ちょっと怖いな、と

最初は緊張していたのですが、

 

なんと、2晩とも

ここ数年で1番、熟睡できたのです

 

朝の目覚めは、すっきり

自炊ごはんも美味しくて

リモートワークをサクッと終わらせ

まちなかへ散策に、買い物に、

元気に飛び回りました

身体の芯からくつろいだおかげで

ワクワクするエネルギーが

あふれるようでした

 

私が体験した深いくつろぎの理由、

1つは、夜の静かさでした

都市部に暮らすものにとって

夜は、明るいものです

 

夜でも、まちなかの照明は消えないし

道路に車は走っています

住まいの周辺から

光と音がなくなることがありません

 

浅虫の夜は違いました

聞こえるのは、石木邸の隣りを流れる

小さな川のかすかなせせらぎ音だけ

 

部屋の明かりを消せば

街灯の光も入ってこない

真の暗闇でした

 

都市部でも、気密性の高い

マンションなどであれば

外界の光も音も

完全遮断できるのかもしれません

 

でも、人口的な遮断は

空気の流れも止めます

空気が通らない空間は

胸が詰まるような、閉じ込められたような

閉塞感を生みます

 

浅虫の夜には

空気が流れ、自然な呼吸のなかで

深く、落ちていくような

暗い静寂と

 

緊張がすべてほどけて、

じんわりと寝床に沈んでいく

心地よさがありました

もう1つは、暮らし・仕事・リラックスが

ほどよくミックスできることでした

 

夜から朝になり、

前日の疲労やストレスがリセットされた後

 

地元の食材で自炊して

身体にエネルギーチャージをし、

 

活気あふれる流れのまま

リモートワークに臨み、

 

少し疲れたら、外のたまご場で

温泉卵をゆでながら、足湯で休憩

 

仕事が終わったら、食材買い出しついでに

海岸まで行って、サンセットを眺める

朝、満タンになったエネルギーが

ゆるやかなカーブを描きながら下降して

夜になると、身体が自然に休息を求めて

深い眠りにつく

 

そんなルーティンを、わずか数日ですが

本当に心地よく行いました

 

温泉やサンセットビーチなど

身体や心に直接働きかける

リラックスポイントが

暮らしの身近にあることや、

 

暮らしと仕事とリラックスを

1日のなかでバランスよく

ほどよくミックスして過ごす

 

そういう時間の過ごし方を

すること自体が

リラックスでした

 

暮らすほどリラックスが増幅する

これぞまさに

本物のリラックスだ!と

感じました

人生の変え方が見えた

地域おこし協力隊との出会いは

これからの人生を考えるなかで

大きな刺激になりました

 

定住を前提に、

都市部から移住し地域のために働く

地域おこし協力隊は

いわば、移住をキッカケに人生を変えた

大先輩です

青森の話をする彼らの熱量は

本当にすごくて

 

青森のことを伝えたい、

知ってほしいという想いが

言葉の間からバシバシ伝わってきます

 

1番、印象的なエピソードをお話します

 

農業体験のアクティビティとして

青森市農業技術研修センターを

訪れた時のことです

都内で飲食店を経営した後、

地域おこし協力隊として

家族とともに青森に移り

農業に従事する方でした

来年で、任期が終わる彼が

「僕は、実は農業が向いていないことが分かったんです」

と、言うのです

 

理由を聞くと

「害虫や害獣を殺せないから」

とのこと

 

農業をするうえで

作物につく虫や、食害を出す動物の

駆除などの対策は欠かせません

 

場合によっては、

殺生せざるを得ない状況もあります

 

彼は、そうしたことが

どうしてもストレスになってしまう、と

言いました

 

「もし農業に携わるなら、そういう殺生があることを覚悟する必要があると思う」

 

彼の話を聞いて、

私は、まさに目から鱗が落ちる思いでした

 

土に触れたい、自然と関わりたいという思いで

田舎に暮らして、自分たちが食べられるだけの

農業をして…などと、

想像する方は、多いと思います

 

でも、農業には

彼が感じたような「ストレス」があるのです

 

このストレスは、おそらく

地元の農業従事者には想像もつかない

移住者だからこそ、感じるものでしょう

 

農業はツラそう、と

言っているのではありません

 

彼の話のおかげで、

ぼんやりとした農業のイメージが

「業」としての厳しさとリアルさを持って

はじめて、体感できたのです

 

この「リアルさ」を捉えることは

人生を変えたいときに、必須の感覚だと思います

 

こうありたいと思った人生が

本当に思った通りのものか

 

人生を変えたい、という

思いの強さと勢いだけで

いきなり方向転換するのではなく、

 

移住「体験」というように

変わった後の人生を

シュミレーションしながら

少しずつ、方向転換していく

実際に、人生の方向転換真っ最中の

大先輩に話を聞いてみる

 

試して、見直して、近づいていく

人生の賢い変え方、ではないでしょうか

 

地域おこし協力隊の方で、

唯一、青森に全く縁がないなか

Iターンをした方は、

 

移住を決めるまで、体験をしに

何度も、青森に来たそうです

私が滞在した石木邸にも

度々泊ったのだとか

 

お話を聞いて感じたのは

「移住には時間がかかる」

ということ

 

移住は、転勤や相続など

やむを得ない事情で居住地を変えるのとは

全く異なります

 

原動力は、自分の意思だけです

 

勢いだけで決心して

想定と違った、こんなつもりではなかった

そうなっても、後戻りは困難です

 

人生を変えたい、という思いも同じです

想定に「リアルさ」をプラスし

少しずつ、目指す生き方に

方向転換していく方が確実です

移住体験は、

人生を変えたいという思いに

大きな刺激を与えてくれます

 

全く異なる暮らし方を体験することで

人生が変わるシミュレーションができます

 

と同時に、それを体験した

(している最中の)

人たちとつながれます

 

冷静に、着実に、

人生を変える方法が、見つかるはずです

運命の場所に出会える可能性

わずか2泊3日の滞在でしたが

私の、青森に対する印象は

全く変わりました

暮らす、という設定で

まちに触れ

 

地域おこし協力隊との

つながりを通じて

 

こんなまちなんだよ、と

「誰かに話したくなるまち」に

変わったのです。

 

これは、観光などの旅行では

決して得られない感情です

 

素敵な景勝地、美味しい名物、

その土地の綺麗で楽しいところばかりを

味わう旅行に比べて、

 

卵が意外と高額なこととか

冷たいはずの水道から温水がでるとか

(温泉の管に水道管が近いと温まってしまう)

りんごジュースが一升瓶で売っているとか

「暮らすこと」を体験しなければ

知ることのできないこと、

意外なこと、面白いこと、

良いこと、そうでないこと、

本当にたくさんたくさん

知ることができます

 

「話したくなるまち」の内容の

奥深さが、全然違います

 

そして

話したくなるまち、は

いつも気になるまちになります

 

まちと自分がつながる感覚

温かい親しみを感じる感覚

関係人口へと変化していく過程です

 

移住体験を通して

たくさんの「話したくなるまち」に

出会うことで、

 

ずっと関わりたい

まちと一体になって暮らしたい

 

そういう出会いに

巡り合えるかもしれません

もし、あなたが

移住や多拠点居住など

暮らし方から人生を変えたいなら

 

各地で行われている

移住体験には

どんどん、参加してほしいです

 

そして、自分にとっての運命の場所

ずっと暮らしたい、関わりたいまちに

出会う機会を増やしてほしいのです

おわりに

いかがだったでしょうか?

今すぐにでも「移住体験したい!」

という気持ちになって

いただけたらうれしいです

 

青森市だけでなく、

移住体験できる場所は全国にあります

自分の世界を広げたい

いろいろな価値観に触れたい

そんな気持ちで参加するのも

全然ありです

 

前述のとおり、

まちとの関係は移住だけでなく、

多拠点居住や関係人口などによっても作れます

 

最高のリラックス

最高に心地よい暮らし方を

見つけるために

 

移住体験から、始めてみませんか?

 

最後までお読みいただき

ありがとうございます!

素敵なまちとの出会いが

あなたに訪れますように